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9月末に不動産販売子会社を合併  シノケングループ    同事業を再編


 投資用アパート・マンション販売の株式会社シノケングループ(福岡市博多区博多駅南1丁目、篠原英明社長)は、9月30日付でマンション開発・販売の株式会社日商ハーモニー(東京都港区芝大門2丁目、三浦義明社長)とアパートを建設・販売する株式会社シノケンプロデュース(同所、篠原英明社長)の両子会社を合併させる。日商ハーモニーを存続子会社とし、同日付けで株式会社シノケンハーモニーに社名変更する。
 現在、日商ハーモニーは首都圏で自社開発物件など投資用マンションを販売、シノケンプロデュースは木造アパートと福岡地区で投資用マンションを販売している。合併後はシノケンハーモニーで投資用マンションを開発・販売するほか、木造アパートの建築も請け負う。木造アパートの企画・販売はグループの株式会社シノケンメンテナンス(東京都港区芝二丁目、篠原英明社長)が担当し、マンションと木造アパートの販売を2社がそれぞれ専業で取り組む体制になる。またシノケンメンテナンスは10月1日付で株式会社シノケンプロデュースに社名変更する。今回の合併による存続会社の資本金、役員等の変更はない。
 シノケングループの篠原社長は「マンション販売事業を統合するのが目的。グループの主力会社なので社名も『シノケン』を冠した」と話している。同社は日商ハーモニーを03年にM&Aで取得した。