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9月中間決算の売上高予想を下方修正 南陽


経常利益は上方修正

福岡市博多区博多駅前3丁目の機械商社・㈱南陽(武内英一郎社長)は10月21日、9月中間期決算の業績予想を修正した。
売上高については当初予想を8億円下回る162憶円に修正する一方、経常利益は3000万円上回る9憶3000万円に修正。営業利益は5000万円上回る9憶円、純利益は2000万円下回る5億8000万円に修正した。
期間中は米中貿易摩擦やスマートフォン需要の一服で、産業機器事では設備投資の抑制傾向が続くとともにロボット分野を中心に在庫調整が継続したことなどで生産部品・消耗部品の販売も低調に推移。さらに一部の設備機械については納入時期が下期に後ろ倒しになったことで、単体では収益とも下回る見通しとなった。連結については建設機械事業でレンタル部門が当初計画を上回って推移したことなどで、営業利益、経常利益は前回発表予想を上回るものの、売上高、純利益については下回る見通しとなった。
同社は2019年3月期まで3期連続で増収増益で、2期連続で過去最高益を更新している。今期売上高は前期比9・2%減の350憶円、経常利益は同26・2%減の20憶円の減収減益の見込み。なお、今期の通期見込みと配当については予想を変更していない。

2019年11月6日発行