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9月中間期は販管費削減で経常75%増  高田工業所    売上高は製鉄、化学プラント減少で微減


 プラント建設の株式会社高田工業所(北九州市八幡西区築地町、高田寿一郎社長)の9月中間期連結決算は、売上高が前年同期比0・4%減の194億3200万円、経常利益は74・8%増の2億400万円で減収増益だった。
 売上面では主要分野である製鉄プラント、化学プラントの建設工事が減少し、加えて化学プラントの大型保全工事も少なかったため微減。一方損益面は、価格競争による受注価格の下落が継続したが、販管費削減に加え事前工事計画の徹底、工事運営の効率化、コストダウンの推進で営業利益は52・0%増の2億300万円、当期純利益は69・9%増の9600万円だった。通期では、売上高は前期比4・3%増の395億円、営業利益は5億5000万円(前期は7億1500万赤字)経常利益は5億2000万円(同7億5200万円赤字)、当期純利益は2億4000万円(同5億3900万円赤字)の増収・黒字化を見込んでいる。