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9月に一般社団法人医学住宅ダイバーシティ学会設立  大分大学の穴井博文氏など


事務所は古賀マネージメント総研内に設置

大分大学医学部付属臨床医工学センター教授で、日本心臓血管外科認定専門医 外科・胸部外科専門医の穴井博文氏、九州大学工学研究院主幹教授 都市研究センター長の馬奈木俊介氏、神学者、医療AI学者で㈱木許森メディカルホールディングス(大分県臼杵市)社長の木許心源氏などが発起人となり、9月30日までに一般社団法人医学住宅ダイバーシティ学会を設立する。
「医学による健康寿命を伸ばす117歳住宅プロジェクト」を立ち上げ、健康寿命を伸ばすため、居間のテレビを介したオンライン診療や、AIで解析したデータをもとに心筋梗塞や脳梗塞発作の予兆の検知など、健康に配慮した設備や設計、AIによる医学サービスなどを取り入れた「医学住宅」の研究開発や普及、情報共有や課題研究の推進を目的とした団体。理事長は穴井博文氏が務め、副理事長は馬奈木俊介氏に加え、九州大学名誉教授で循環器専門医 医療法人社団ブックス理事長の藤野武彦氏、空間プロデューサーでリノべスタイル福岡㈱社長の坂口敬司氏、おおいた健康・省エネ住宅推進協議会会長で日本ハウジング㈱社長の馬場鉄心氏などが務める。事務所は経営コンサルタンとなどを手掛ける古賀マネージメント総研㈱(福岡市博多区博多駅前2丁目、古賀光雄社長)内に設置する。
活動内容はスマートシティ(次世代都市)パイロット版の創生や、住宅に関するビッグデータを活用した「住まいと疾患」の相関性研究、オンライン診療技術の開発推進、医療AIを活用したデータ解析、転倒検知、心停止、脳梗塞、心筋梗塞などのAIによる予測とアラートシステムの開発推進に加え、認知症などの疾患による家族の負担が少ない町づくりや、排泄ケアとトイレの問題を解決できる町づくりなどに取り組む。賛助会員を募集しており、年会費は一口20万円。特典として年次学術学会への一口5人までの招待や、医学住宅マニュアルのデータ引用や転載が無料、ウェブサイトの広告掲載が無料となる。

2020年9月1日発行