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9月、インドに現地法人設立  福岡金網工業    新工場着工に合わせ


 コンクリート用の金網を製造、販売する福岡金網工業株式会社(福岡市博多区吉塚1丁目、山本崇裕社長)は9月をめどに、インド・グジャラート州に現地法人を設立する。
 来年春に稼働する新工場着工に合わせて設立するもので、海外初拠点。国内と同様にコンクリート2次製品用の金網を製造する。社名は「FUKUOKA WIRING INDIA」。社長は山本社長が兼任する。資本金2500万ルピー(5000万円)。現地スタッフ11人と日本人3人の計14人体制でスタートし、新工場稼働後に人員増を図っていく。また、工場が稼働するまでは同所を現地法人の所在地とし、軌道に乗れば市内に事務所を構える予定。山本社長は「インドへの現地法人設立、来年春の新工場稼働で海外生産拠点の強化を図っていきたい」と話している。
 同社は1967年12月設立。資本金3000万円。山口、宮若、伊万里、田川、鹿児島、沖縄、海外ではインドに工場を置き、従業員数は全体で約100人。15年5月期の売上高は15億8900万円。