NEWS

9億6千万円投じ工場機械の自動化進める  昭和鉄工


業務デジタル化で働き方改革も

熱源、空調機器メーカーの昭和鉄工㈱(糟屋郡宇美町宇美、日野宏昭社長)は、数年間で9億6千万円かけて宇美、古賀工場の機械設備の自動化と全社的デジタル化を進める。
生産性の向上と働き方改革を進めるもので、すでに6億円の発注をかけているという。向上の設備老朽化を更新し、間接業務のロボット化を進め生産効率を上げることに加え、製品のデジタル対応を進めマイクロチップによる顧客ごとの利用状況を把握し、最適なメンテナンスと製品提案を実現させる。またテレワークを推進し、生産部門以外の従業員にタブレット端末を支給し、働き方改革を進める。同社では「昨年1月からデジタル化による働き方改革はスタートしていた。コロナ禍に対応できたのも、以前から進めていた業務改善によるもので、今後も投資を進めることで、時代に見合った業務効率体制を充実させていく」と話している。

2020年12月15日発行