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87年調査開始以降2番目の95・5%  2019年度県内大卒者内定率


高卒者は99%

厚生労働省福岡労働局(福岡市博多区博多駅東2丁目)が調査する2019年度福岡県内の新規大卒者内定率は、前年比0・2ポイント増の95・5%と、1987年の調査開始以降2番目の高さだった。
企業から大学への推薦依頼数累計が前年比7%増の56万248件と人手不足による売り手市場が進み、89年(平成元年)度の95・9%に次ぐ高水準だった。全求職者数は0・1%増の1万8148人、就職内定者数は0・3%増の1万7323人。また、短期大学、高等専門学校含む大学等新卒者の内定率は、0・1ポイント減の95・1%、高校新卒者は0・2ポイント減の99%だったものの、87年度の調査開始以降4番目の水準だった。同局では「今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、企業の新卒採用数の減少を懸念している」と話している。

2020年5月12日発行