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85・8%減の22億6300万円  福岡市内4百貨店の対前年同月比


緊急事態宣言発令で営業自粛拡大

福岡市内4百貨店の4月売上高は、前年同月比85・8%減の22億6300万円で7カ月連続のマイナスとなった。
日本百貨店協会が5月22日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が1100万円(95・1%減)で前年を大幅に下回った。また、衣料品が3億2400万円(93・4%減)、食料品が8億1400万円(72・5%減)、雑貨が4億5700万円(87・3%減)、身のまわり品が2億7900万円(91・7%減)、家庭用品が1億4400万円(63%減)と他地区と比較し閉店する店舗が多かったことからマイナス幅が大きかった。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)でも73億6200万円(62・9%減)で7カ月連続のマイナスとなった。商品別では衣料品が21億6800万円(70・3%減)、食料品が25億8400万円(47・3%減)、雑貨が12億3400万円(63・4%減)、身のまわり品が6億3200万円(72・2%減)、家庭用品が4億1000万円(57・2%減)、食堂・喫茶が1億1600万円(77・8%減)と、全てで下回った。
全国でも新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発令され、営業自粛が拡大し、72・8%減の1208億円と7カ月連続のマイナス、統計開始(1965年1月)以来最大の減少率となった。

表はこちらから。

2020年6月2日発行