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8階建て文系新棟を建設中 九州産業大学


完成は来年1月下旬の予定

九州産業大学および九州産業大学造形短期大学部を運営する中村産業学園(福岡市東区松香台2丁目、一ノ瀬秋久理事長)は現在、九州産業大学敷地内に8階建て文系新棟を建設している。完成は来年1月下旬の予定。

来年4月から九州産業大学人文社会科学領域を再編し、「人間科学部」および「地域共創学部」の2学部を新設。経営学部を統合した新編成の「商学部」、経済学部、国際文化学部を加えた文系5学部体制に再編することに伴い、人間科学部新棟として建設するもの。場所は九州産業大学敷地内、陸上競技場の南側。建築面積は2118㎡、8階建てで延べ床面積は同1万6667㎡。総事業費は約44億円。1階がエントランス、学部事務室、子育て支援エリアとなり、2階が「子ども教育学科(新設:定員80人)」、3、4階が教室、5階が子ども教育学科および研究室、ゼミ室など、6階が「スポーツ健康科学科(同)」および研究室、ゼミ室など、7階がスポーツ健康科学科、8階が多目的スペースとなる。なお、新棟建設工事の設計監理は㈱三菱地所設計、施工会社は㈱安藤・間(呼称:安藤ハザマ)となっている。

同大学では「新しい時代の新しい社会に応えるために学部再編を行い、文系領域に新学科を設置する。新学科の学び舎として、新棟を九州産業大学の新たなランドマークにしていきたい」と話している。

2017年8月8日発行