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8月4日付でUNGC参加企業に登録 安川電機


週刊経済2021年8月31日発行

グローバル企業として10原則を遵守

モーションコントロール・ロボット開発、システムエンジニアリングなどを手掛ける㈱安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、小笠原浩社長)は、8月4日付で国際連合が提唱する「国連グローバル・コンパクト(以下、UNGC)」に署名し、UNGC参加企業として登録されたことを明らかにした。
UNGCは持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みを推進しており、各企業および団体が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することを目的としたもの。同社は同日付でUNGCに署名している日本企業などで構成する「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン」(東京都渋谷区、馬利男代表理事)に加入しており、参加企業・団体は今後、①人権の保護および②不当な労働の排除③環境への対応④腐敗の防止の4分野に関わるUNGCの10原則を遵守し、その実現に向けて努力を継続することが求められる。現在、UNGCネットワークジャパンに加入している正会員は、12業種428企業・団体に上っている(2021年8月6日現在)。
同社では「事業の遂行を通じて広く社会の発展、人類の福祉に貢献するという安川グループの経営理念に基づきサステナビリティ方針を策定し、その実現に向けた課題と目標の特定を行い、解決に取り組むことで持続可能な社会を実現するための活動を加速させていく」と話している。