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8月期営業収益は2・7%増の92億8400万円 福岡リート投資法人
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週刊経済2023年11月14日発行号
1口当たり分配金は過去最高
地域特化型リートの福岡リート投資法人(福岡市博多区住吉1丁目、古池善司執行役員)の2023年3月~8月決算は、売上高にあたる営業収益が前期比2・7%増の92億8400万円、経常利益は4・8%増の29億8800万円で増収増益となった。
3月に熊本市内のオフィスビル、4月に福岡市城南区の賃貸マンションを新規取得したほか、キャナルシティ博多など商業施設の売上増で賃料収入が増加したことや、久留米市の商業施設売却益などで増収、営業利益は4・6%増の33億7200万円、当期純利益も4・8%増の29億8700万円と伸びた。1口当たりの分配金は前期比4・8%増の3753円で過去最高となった。
今期(23年9月~24年2月)は、売却益が前期より減少する一方、9月に取得したオフィスビル、博多FDビジネスセンター(福岡市博多区)の賃料が加わることなどで、営業収益は0・3%増の93億1300万円、営業利益は1・5%増の34億2400万円、経常利益は0・1%増の29億9000万円、当期純利益は0・1%増の29億8800万円、1口当たりの分配金は前期を上回る3755円を予想している。