８月は５・４％増の１１２５億円　九州のコンビニ販売額

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週刊経済2023年10月17日発行号

前年同月比１４店舗増

九州経済産業局が１０月１０日に発表した２０２３年８月の九州コンビニエンスストアの販売額（速報値）は、全店ベース（５５６５店舗）で前年同月比５・４％増の１１２５億円となり、２１カ月連続の増加、店舗数は１４店舗の増加だった。
県別では福岡が前年同月比６・２％増の４８２億円（２店舗増の２２６７店舗）、佐賀が５・６％増の７４億円（５店舗増の３６４店舗）、長崎が６・２％増の１０５億円（４店舗減の５２４店舗）、熊本が６・５％増の１５８億円（４店舗増の７７８店舗）、大分が４・１％増の９７億円（８店舗増の５２３店舗）、宮崎が１・８％増の８６億円（９店舗増の４３９店舗）、鹿児島が３・５％増の１２４億円（２店舗減の６７０店舗）だった。２０２０年７月公表時から「九州」に沖縄は含まない。

全国でも２１カ月連続増

経済産業省の調べによると、全店ベースのコンビニ販売額は前年同月比６・３％増の１兆１３９１億円で、２１カ月連続のプラスだった。商品項目別では、販売額が最も大きい「ファストフード・日配食品」は弁当、おにぎり、ファストフード、総菜、牛乳・乳飲料などの動きが良く６・８％増の４１５９億円となり、２１カ月連続の増加。「非食品」は雑誌、書籍、新聞が低調で０・４％減の３３４７億円となり、１カ月ぶりのマイナスになった。「加工食品」は菓子、ソフトドリンク、アイスクリームなどの需要が高まり、１３・９％増の３２４５億円となり、１６カ月連続の増加。「サービス」はチケットが好調で４・７％増の５４０億円となり、２カ月連続の増加だった。
詳細は表の通り。

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