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8月の福岡県有効求人倍率は1・2倍 福岡労働局
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週刊経済2022年10月25日発行
雇用情勢は緩やかに回復
福岡労働局が9月30日に発表した2022年8月の福岡県有効求人倍率は1・2倍で、前月を0・01ポイント上回った。
コロナ禍により、企業の求人募集の動きが鈍化し、2020年9月の有効求人倍率は1倍まで落ち込んだものの、緩やかに改善している。また、新規求人数は前年同月比15・1%増の3万8615人。18カ月連続の増加となった。産業別にみると、増加した業種は、建設業が8・8%増の2975人(20カ月連続)、製造業が17%増の2396人(19カ月連続)、医療・福祉が7・9%増の1万611人(18カ月連続)、サービス業が31・3%増の5065人(18カ月連続)、卸売業・小売業が19%増の7410人(10カ月連続)、学術研究・専門・技術サービス業が22・1%増の1297人(5カ月連続)、運輸業・郵便業が46・3%増の1949人(2カ月連続)、宿泊・飲食サービス業が2・9%増の2640人(2カ月ぶり)、生活関連サービス業・娯楽業が53・9%増の1485人(2カ月ぶり)など。減少した業種では情報通信業が24・5%減の731人(3カ月ぶり)など。一方、パートを含む新規求職者は前年同月比1・5%増の1万7495人。2カ月ぶりに前年同月比を上回った。