NEWS

8月にロボット関連事業の新工場を稼働 ドーワテクノス


週刊経済2023年6月13日発行号

総工費は5億円

モーターのリニューアル事業やロボット事業などの㈱ドーワテクノスは(北九州市八幡西区黒崎城石、小野裕和社長)は8月、本社北側に建設した新工場を稼働する。総工費は5億円。
ロボットの自動化提案を強化する一環。これまでロボットシステムの製作はその都度協力工場を利用していたが、開発や設計・製作、テストまで自社でワンストップサービスできる体制をつくる。工場はもともと所有していた土地に建設しており(4月末完成)、名称は「TSUNAGU FACTORY(つなぐファクトリー)」。敷地面積は約1500㎡。鉄筋コンクリート2階建てで延べ床面積は1483㎡。1階はロボットシステムを製作・テストする工場スペース、展示スペース、ミーティングルーム、2階は開発・設計担当者のオフィススペースなどで構成する。
小野貴和専務は「アイデアを出し合い、他社との協業を促していく」と話している。
同社は1948年10月設立、資本金8715万円。2022年12月期売上高は126億円。従業員208人。