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8月、IPO目指すベンチャー向け講座開講 福岡県


対象は5年後10億円、8年後上場目指す企業

福岡県は9月から、福岡ベンチャークラブの会員企業を対象に、IPOを目指す若い企業向けのビジネス講座、「IPOチャレンジゼミナール」を開講する。

同講座は、IPOという目標に向かうために求められる「経営目標」の実現を目指す実践的なプログラムが特徴で、ベンチャー企業が集まる会員組織、福岡ベンチャークラブの会員企業の中から受講者を募集する。対象となるのは同クラブ会員、もしくは入会予定者で創業から2年以上、売上5000万円以上で、5年後の売上10億円、8年以内のIPOを目指す経営者としている。定員は8人、申込は8月15日まで。

講座の内容は、同クラブ役員の「講和・ディスカッション」と、課題準備・発表・フィードバックを繰り返し、新たなビジネスモデルや社内体制の整備を目指す「ゼミナール」、講師陣によるビジネスマッチングなどを行う「個別支援プログラム」で構成する。講師には、総合メディカルの小山田浩定相談役、アンダスの前田哲郎社長などが予定されている。8月30日にプレイベントを実施し、講座は9月から来年3月まで。最後の講座では同クラブ役員全員に対し、練り上げた事業計画を発表するという。

2017年8月1日発行