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8千万円かけ茨城県古河市の関東工場を移転 アステックペイント
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週刊経済2023年4月25日発行
床面積は2・5倍に
塗料メーカーの㈱アステックペイント(福岡市博多区博多駅東3丁目、菅原徹社長)は4月10日、茨城県古河市丘里の関東工場を移転した。
同工場は東日本エリアでの塗料出荷の増加に伴い、塗料製造拠点として2020年3月に開設。手狭になったため約8千万円かけて近隣に増床移転した。場所は「丘里工業団地」内で国道125号沿いの「茨城トヨペット古河東牛谷店」南東側。敷地面積は旧工場の約2・5倍となる1万6500㎡。建物は既存物件の鉄骨平屋建てで、床面積は約2・4倍の9900㎡。倉庫機能と製造機能を設けており、撹拌(かくはん)機を2台増設し生産能力は2倍、倉庫機能は3倍になる見通し。スタッフは5人増員して25人体制となった。同社では「生産能力を拡大し、主力工場としての機能を強化していきたい」と話している。
同社は2000年10月設立。資本金7276万5千円。22年12月期売上高は69億5800万円。従業員285人。