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8割増の延床2万7千平方m、5階建てに変更  鈴与    アイランドシティの物流施設建設計画


 物流業国内大手の鈴与株式会社(静岡市清水区、鈴木与平社長)がアイランドシティに建設予定の物流施設について、当初予定(用地分譲決定時)を上回る規模の施設に計画変更したことを明らかにした。
 同社は昨年8月、アイランドシティみなとづくりエリアの公募分譲用地、1万3223平方mの取得を公表し、同時に2階建て、2棟合計で延床面積1万5000平方mの施設を建設する計画を明らかにしていた。この度、本誌取材の中で今年に入って施設計画変更を申請済みであることが分かり、新計画では5階建て、倉庫フロアは4層、2棟合計で延床面積は当初の8割増となる約2万7000平方mの規模となる。また、当初は今年12月の操業開始を予定していたが、来年夏辺りにずれ込む見通しとしている。
 計画変更について、伊藤慎介九州支店長は「投資を効率よく回収するため、より容積率を生かした施設に変更し、事業の拡大を目指すこととした」と説明、「まずは1期施設を操業し、2期施設に関してはその稼働状況を見ながら着工の時期を決めていく」としている。