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7月21日、大野城心のふるさと館がオープン 大野城市
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総事業費は約22億7000万円
大野城市(井本宗司市長)が建設していた市民ミュージアム「大野城心のふるさと館」が7月21日付でオープンする。
2012年の市政40周年記念整備事業の一環として実施したもの。場所は県道112号(福岡日田線)大野城まどかぴあ前交差点近く、総合福祉センター南隣。敷地面積は2284㎡、延べ床面積は3266㎡の鉄筋コンクリート造り地下1階、地上3階建て。総事業費は約22億7000万円。
1階フロアには大野城市の歴史や最新観光情報を告知するダイナビジョンを設置し、ミニゲームを演出するほか、「昭和のくらしコーナー」、「こども体験ギャラリー」、カフェ併設ショップを配置する。2階は旧石器時代から現代まで大野城市の特徴を紹介する「大野城タイムライン」や「牛頸須恵器ファクトリー」、「水城・大野城シアター」、大野城跡の百間石垣の一部を再現した「百間石垣ウォール・クライミング」など、3階は企画展示室や郷土資料閲覧などの「ふるさとラボ」を配置。地下は倉庫となる。なお、初代館長には赤司善彦(あかし・よしひこ)氏が就任する。
赤司館長は久留米市出身、1957年3月13日生まれの61歳。84年に福岡県教育庁文化課に技師として入職。九州歴史資料館技術主査、九州国立博物館展示課長、福岡県教育庁総務部文化財保護課長を歴任後、2017年に九州歴史資料館学芸調査室企画主幹。今年4月から大野城心のふるさと館館長に就任。
2018年6月26日発行