NEWS

7月豪雨に関する特別相談窓口を設置 日本公庫福岡5支店


適用制度は災害復旧貸付

㈱日本政策金融公庫福岡支店などの福岡県内5支店は、7月12日付で「7月豪雨による災害に関する特別相談窓口」を開設した。
福岡県内に事業所を有する中小企業・小規模事業者を対象に、「災害復旧貸付」の取り扱いを行うもの。主な融資内容は、中小企業・小規模事業者向け災害復旧貸付制度に基づき、国民生活事業の融資限度額は3000万円(各融資制度に上乗せされる金額)、中小企業事業が融資限度額1億5000万円(別枠)、融資期間(うち据置期間)はいずれも10年以内(同2年以内)となっている。
また、農林水産漁業者で7月6日以降、本災害によって被害を受けた事業者を対象に、「農林漁業施設資金(災害復旧施設)制度」および「農林漁業セーフティネット資金(災害)制度」を活用することができる。融資限度額は「農林漁業施設資金」が負担額の80%または1施設あたり300万円(特例で1施設あたり600万円)のいずれか低い額、融資期間(うち据置期間)は15年以内(同3年以内)。「農林漁業セーフティネット資金」が一般600万円、融資期間(うち据置期間)は10年以内(同)となっている。なお、同資金を利用する場合は市町村長が発行する「り災証明書」が必要となる。
同公庫の県内支店は福岡のほか福岡西、北九州、八幡、久留米5支店。

2018年7月24日発行