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68・2%減の52億5400万円  福岡市内4百貨店の5月売上高


緊急事態宣言発令で営業自粛拡大

福岡市内4百貨店の5月売上高は、前年同月比68.2%減の52億5400万円で8カ月連続のマイナスとなった。
日本百貨店協会が6月23日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が3400万円(86%減)で前年を大幅に下回った。また、衣料品が12億1千万円(74・6%減)、身のまわり品が9億5700万円(71・6%減)、雑貨が12億5600万円(67・7%減)、家庭用品が1億5800万円(65.3%減)、食料品が13億390万円(57・9%減)、と大きく前年を下回ったものの、月の後半から宣言の段階的解除により営業再開が進み、過去最大を記録した前年よりも少し持ち直す結果となった。(金額は10万円以下を四捨五入)。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)でも97億2500万円(50・8%減)で8カ月連続のマイナスとなった。商品別では食堂・喫茶が1億7500万円(67.7%減)、身のまわり品が10億4100万円(55・9%減)、衣料品が32億300万円(53・6%減)、家庭用品が51億9400万円(47・8%減)、雑貨が16億9900万円(47・7%減)、食料品が28億3800万円(44・5%減)と、全てにおいて下回った。
全国でも営業再開が順次進み、65・6%減の1515億円と8カ月連続のマイナスだった。

表はこちらから。

2020年6月30日発行