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65歳以上は142・3万人で高齢化率27・9% 県高齢者人口
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週刊経済2023年1月31日発行
前年比0・1%増
福岡県内の65歳以上の高齢者は昨年10月1日現在で142万3915人に達し、総人口に占める高齢化率は27・9%で、前年に比べ0・1ポイント上昇した。
県保健医療介護部高齢者地域包括ケア推進課が住民基本台帳などを基に集計したもので、高齢者は前年に比べて3281人増加した。高齢化率が最も高かった市町村は前年と同じ東峰村の46・1%で、前年同月に比べ0・6ポイント上昇した。次いで添田町44・8%、小竹町42・1%、香春町41・9%、みやこ町41・5%の順で続いている。高齢化率20%以上は前年と変わらず29市27町2村の58団体で、県内60市町村の9割以上の市町村で5人に1人以上が高齢者となっている。25%以上は25市25町2村の52団体で、30%以上は17市18町2村の37団体となっている。
逆に最も低かったのは前年と同じ粕屋町の17・8%。前年比で0・1ポイント上昇したものの、最も低い高齢化率となった。次いで新宮町の19・2%で、大野城市の22・1%、福岡市の22・2%、春日市22・9%と続いている。北九州市は31・2%だった。
また、県内の75歳以上の高齢者は73万905人で、後期高齢化率は14・3%。最も高い東峰村では25・1%に達しており、4人に1人が75歳以上の後期高齢者になっている。後期高齢化率が20%以上は5市5町2村の12団体となっている。