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6月期決算予想を大幅下方修正 トラストHD 売上高は140億円に
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トラストホールディングス株式会社(福岡市博多区博多駅南5丁目、喜久田匡宏社長)は、2016年6月期業績予想で売上高を前回予想の180億円から140億円(前期比11・1%増)に、経常利益は7億5000万円から8000万円(前期は経常損失2億2500万円)に大幅下方修正した。
売上面は、不動産特定共同事業法に基づく駐車場小口化商品「トラストパートナーズ第5号」の完売時期が翌期にずれ込む予想で、当初計画より約50億円減少する見込み。損益面では販売遅れに伴う売上計上期のずれ込みと諸費用計上で約4億6000万円減額となる見込み。また、今期から開始したRV事業の販売体制の構築が遅れており、販売計画が未達、計画より約1億2000万円減額となる見込み。新築マンション販売では、今期竣工の3棟158戸、前期竣工の2棟40戸の販売に注力してきたが、計画より約1億円減益となる見込みとなった。営業利益は9億5000万円から3億7000万円、当期純利益は3億9000万円から1000万円になる見通し。
同社は資本金4億1856万円。従業員695人(15年12月、連結)。傘下に駐車場事業のトラストパーク株式会社、株式会社グランシップのほか不動産事業のトラストネットワーク株式会社、トラストアセットパートナーズ株式会社、警備事業のトラストパトロール株式会社、広告事業のトラストビジョン株式会社などがある。