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6月から群馬県伊勢崎市の物流倉庫が稼働 諸藤通商


週刊経済2021年3月30日発行

全国のニーズに対応

包装資材メーカーのモロフジホールディングス㈱(福岡市中央区白金1丁目、諸藤俊郎社長)傘下で、物流事業などの諸藤通商㈱(筑紫野市永岡、同社長)が群馬県伊勢崎市に建設中の物流倉庫が6月から稼働を開始する。
通販事業が好調に推移していることから、福岡に次ぐ2カ所目の物流倉庫として開設し、通販向けサービスの関連資材の保管場所として活用する。場所は伊勢崎市赤堀今井町2丁目、「群馬通商㈱」向かい。倉庫の延べ床面積は2230㎡(うち680㎡は温度調整可能エリア)。高床倉庫で、在庫管理システムを導入している。近年、包装資材の自社通販サイトで、関東地区からの注文も増加傾向だったことから、関東に拠点を置くことで発送日数の短縮などの業務効率化を図っていく。
同社では「九州と関東の2拠点化で、全国のニーズに対応していくとともに、災害や感染症対策としてリスク分散を図れる」と話している。