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53%がネット通販利用  ジーコム    福岡県居住者の生活意識に関する調査


 市場調査、マーケティングなどを手掛ける株式会社ジーコム(福岡市博多区古門戸町、村上隆英社長)が、自社モニターを対象に実施した県内居住者の生活意識に関する調査で、消費者の意識が内向きで節約志向が顕著な中、インターネット通販の利用は増加していることが分かった。
 調査は、福岡県在住20歳以上のモニター男女349人を対象に、8月12日から25日までインターネットで実施。内容は「消費意識・行動」、「生活意識・行動」、「将来不安」の3項目で構成。消費意識では、「安価な商品があると必要以上に購入してしまう」、「本当に気に入ったものは価格にこだわらず手に入れる」、「食べることには少し贅沢をするほうだ」などの項目が微減傾向にあり、節約意識がうかがえた。一方で、「インターネット通販をよく利用する」は増加しており、今回の調査では53%と、過去3年間で初めて5割を超えた。また、生活意識に関しては、「人間関係でストレスを感じることが多い」、「1人でいるのが好き」が微増したことに対し、「地域の情報や社会情勢に対して敏感」は減少傾向にあり、生活者の意識が内向きになっていることが分かった。調査レポートは全6ページで、同社では社員派遣による同調査結果レポートの説明も実施している。