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50年前に発売したミニショベルの捜索キャンペーン ヤンマー建機


最大50万円で買い取り

建設機械メーカーのヤンマー建機㈱(筑後市大字熊野、瀬戸智行社長)は8月8日、50年前に発売したミニショベルの捜索キャンペーンを開始した。期間は10月31日まで。
同社は1968年に開発した小型自走式ミニショベル「YNB300」をきっかけに、小型建機市場を拡大。今年で発売から50周年を迎えるのを記念し開催するもの。キャンペーンでは、同機の行方について情報を提供した人の中から抽選で50人に同機の1/32ジオラマを贈呈する。さらに同機を発見した場合は、1台につき最大50万円(税込)で買い取りをする。参加方法はツイッターにログイン後、「@YNB300_yanmarキャンペーン事務局」のアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#YNB300を探せ」をつけて同機の目撃情報やエピソードをツイートする。同社では「50周年という節目を迎えるにあたり『どうしてももう一度会いたい』という社員たちの思いから、今回のキャンペーンを開始することとなった」と話している。
同社はヤンマーグループの100%出資子会社。2004年7月設立。資本金9000万円。従業員818人。ヤンマーグループの建機事業会社として、油圧ショベル・ローダーなどの小型建設機械をはじめ発電機や投光機などの汎用製品を開発・製造・販売。2017年3月期の売上高は654億1500万円。

2018年8月28日発行