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5月期見込みは売上高5・9%増の680億円 キシヤ
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12期連続の増収へ
総合医療機器商社の㈱キシヤ(福岡市東区松島1丁目、楠田幸次郎社長)は2019年5月期決算で、売上高が前期比5・9%増の680億円、経常利益が同2・5倍の5億円で増収増益を見込んでいる。
急性期病院の需要増、民間病院の新規案件獲得などで12期連続の増収となる見通し。昨年10月に販売開始した、医療機関向け施設基準管理システム「iMedy(アイメディ)」がグループ病院の商談増で受注につながっている点も一部寄与した。利益面では、物流見直しによる効率化の取り組みが奏功したことから増益を見込む。当期純利益は同2倍の3億円の見通し。
今期は、売上高が前期比2・9%増の700億円、経常利益が同20%増の6億円、当期純利益が33・3%増の4億円で増収増益の予想。
楠田社長は「業界は競争激化の状況で、依然として厳しさを増している。来春には福岡市博多区の福岡物流センターを筑紫野市に移転し、営業所も併設するなどサポート体制を強化する計画。5カ年中期経営計画の最終年度となるので、売上高700億円の達成に向け、一段と気を引き締めて臨みたい」と話している。
2019年6月18日発行