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5月期見込みは売上高3・5%増の650億円 キシヤ
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11期連続の増収へ
総合医療機器商社の㈱キシヤ(福岡市東区松島1丁目、楠田幸次郎社長)は2017年5月期決算で、売上高が前期比3・5%増の650億円、経常利益が同69・5%増の3億円で増収増益を見込んでいる。
民間病院の新規SPD(院内物流管理)を含む案件増に加え、放射線機器など少額備品獲得増が寄与。病院向けのソリューション提案強化も要因となり11期連続の増収となる見通し。利益面では、昨年10月に西九州物流センター(長崎県大村市)を開設し物流効率化が奏功したほか、九州全域の拠点網構築と物流見直し効果が出てきたことから2期ぶりの増益を見込む。当期純利益は同65・2%増の2億円の見通し。
今期は、売上高が前期比3・0%増の670億円、経常利益が同66・7%増の5億円、当期純利益が50・0%増の3億円で増収増益の見込み。楠田社長は「メーカーとの信頼関係構築が進み、業績にも好影響をもたらしている。6月からは施設基準管理システムの販売も開始しており、病院向けソリューションの提案をより強めていきたい」と話している。
2018年6月26日発行