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5月期見込みは前年並みの売上高682億円  キシヤ


経常利益は9%増の4億円

総合医療機器商社の㈱キシヤ(福岡市東区松島1丁目、楠田幸次郎社長)は2020年5月期決算で、売上高が前期並みの682億円、経常利益が前期比9%増の4億円を見込んでいる。
売上面では、新型コロナウイルス感染症の発生による医療機関での手術件数減少の影響を受けた。また、利益面でも微増にとどまった。当期純利益は同50%増の2億4千万円の見通し。今期は売上高が前期比7%増の730億円、経常利益が同50%増の6億円、当期純利益が50%増の3億6千万円で増収増益の予想。楠田社長は「6月から筑紫野市の新物流センターが九州最大規模の在庫量で稼働した。業界は依然として厳しい状況が続いているが、顧客満足度のさらなる向上に努めていく」と話している。

2020年6月30日発行