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5月は9・6%減の1009億円  九州・沖縄のコンビニ販売額


49店舗純増

九州経済産業局が7月6日に発表した2020年5月の九州・沖縄コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(6205店舗)で前年同月比9・6%減の1009億円となり、3カ月連続のマイナス、店舗数は49店舗の純増だった。
県別では福岡が前年同月比10・8%減の388億円(7店舗減の2307店舗)、佐賀が9・8%減の60億円(4店舗減の363店舗)、長崎が9・0%減の83億円(2店舗減の530店舗)、熊本が9・3%減の127億円(12店舗増の782店舗)。大分が9・2%減の79億円(7店舗増の516店舗)、宮崎が6・5%減の70億円(2店舗減の428店舗)、鹿児島が101億円(13店舗減の664店舗)、沖縄は販売額、店舗数ともに非公表。

全国は3カ月連続で販売額減

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比9・6%減の9271億円で3カ月連続のマイナスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」は調理パン、おにぎり、カウンターコーヒーなどが不振であったことから11・2%減の3397億円となり3カ月連続の減少。「非食品」はタバコや日用品、雑誌が不調で6・3%減の2894億円となり3カ月連続の減少。「加工食品」はソフトドリンクなどが低調で9・3%減の2529億円となり3カ月連続の減少。「サービス」はチケット売り上げの不振により19・1%減の450億円となり4カ月連続の減少となった。

表はこちらから。

2020年7月21日発行