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5月は6・2%増の1066億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2023年7月19日発行号

 九州経済産業局が7月10日に発表した2023年5月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5550店舗)で前年同月比6・2%増の1066億円となり、18カ月連続の増加、店舗数は2店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比6%増の455億円(7店舗減の2261店舗)、佐賀が5・4%増の70億円(7店舗増の364店舗)、長崎が5・5%増の98億円(5店舗減の524店舗)、熊本が7・1%増の149億円(3店舗減の772店舗)、大分が6・3%増の92億円(8店舗増の521店舗)、宮崎が6・5%増の83億円(増減なしの439店舗)、鹿児島が6・9%増の118億円(2店舗減の669店舗)だった。2020年7月公表時から「九州」に沖縄は含まない。

全国でも17カ月連続増

経済産業省の調べによると、全店ベースのコンビニ販売額は前年同月比5・5%増の1兆633億円で、18カ月連続のプラスだった。商品項目別では、販売額が最も大きい「ファストフード・日配食品」はおにぎりやファストフード、総菜などが好調で5・5%増の3890億円となり、18カ月連続の増加。「非食品」は玩具などが好調で2・7%増の3386億円となり、8カ月連続の増加。「加工食品」は菓子や冷凍食品、ソフトドリンク、アイスクリームなどの動きが良く、9・7%増の2872億円となり、13カ月連続の増加。「サービス」はチケットの動きが良く、2%増の486億円となり、4カ月連続の増加となった。
詳細は表の通り。

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