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5月は0・7%増の1073億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2024年7月31日発行号

店舗数は30店舗増

九州経済産業局が7月9日に発表した2024年5月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5580店舗)で前年同月比0・7%増の1073億円となり、3カ月ぶりの増加、店舗数は30店舗の増加だった。
県別では福岡が前年同月比1・6%増の462億円(4店舗増の2265店舗)、佐賀が0・6%増の70億円(5店舗増の369店舗)、長崎が1・1%増の98億円(2店舗増の526店舗)、熊本が0・1%増の149億円(9店舗増の781店舗)、大分が0・2%減の92億円(1店舗減の520店舗)、宮崎が0・1%増の83億円(7店舗増の446店舗)、鹿児島が0・9%減の117億円(4店舗増の673店舗)だった。2020年7月公表時から「九州」に沖縄は含まない。

全国では30カ月連続増

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比1・3%増の1兆773億円で、30カ月連続のプラスだった。商品項目別では、販売額が最も大きい「ファストフード・日配食品」はおにぎり、デザートが好調で0・3%増の3902億円となり、30カ月連続の増加。「非食品」はたばこが好調で1・6%増の3439億円となった。「加工食品」は菓子、冷凍食品アイスクリームが好評で1・9%増の2927億円となり、25カ月連続の増加。「サービス」はチケットが好評で3・7%増の505億円となり、4カ月ぶりのプラスだった。
詳細は表の通り。

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