NEWS

  • 地域

5月は既存店で2カ月連続12・4%の増加  九州内のコンビニエンス・ストア    商品値上げ効果


 2008年5月の九州内コンビニエンス・ストアの販売額(速報値)は、昨年同月から22店舗増の全店ベース(3472店舗)では、586億円で前年同月比15・6%増だった。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでは同12・4%増と2カ月連続で増加となった。
 九州内のコンビニエンス・ストア(九州、沖縄で直営やFC、VCなどの形態に関係なく、500店舗以上を展開するコンビニエンス・ストアチェーン企業本部を対象にしたもの)の販売額は、「全店」では昨年同月から22店舗増加したことで同15・6%増、「既存店」では、九州全県での成人識別ICカード「タスポ」導入に伴い、タバコの売り上げが増加、また定価で商品を提供しているコンビニでは食料品原料の価格高騰に伴う商品単価の値上げが適用しやすいことから同12・4%増となった。
 なお、全国の販売額は「全店」が同5・1%増、「既存店」が3・5%増で売上高は6553億円となった。店舗数は前月から、52店舗増の4万474店舗となっている。(速報値の数値は、データの追加・修正などにより異なる)