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5月に本社を天神BCに移転へ 悠悠ホーム
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週刊経済2022年2月15日発行
多角化視野に人材確保やDX化加速
地場住宅メーカーの悠悠ホーム㈱(大野城市筒井4丁目、内山敏幸社長)は5月初旬、天神ビジネスセンター(福岡市中央区天神1丁目、以下天神BC)に本社機能を移す。
経営の多角化を前提とした人材市場における競合優位性の確保やマーケティング面でのブランド性向上を図るとともに、社内のDX化を進め、生産性アップ、コロナ禍におけるニューノーマル対応を加速させる。
入居するのは15階で事務所面積は約533㎡。本社機能のほか、管理部、人事部、ブランド戦略部、デジタル経営部などを移す。オフィスの内装や家具については、「自然」「木」「悠悠とした暮らし」をイメージできるようにするほか、ワークスタイルは社屋内外を問わず、最も業務効率が上がる場所を自ら選んで仕事するABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を採用する。
一方で現本社は主力である建設業務を集約させ、業務効率改善や営業・設計・工務・工事の外注先などのオフラインコミュニケーションの拠点として機能させていく。同社では「天神ビッグバンでは県外企業の誘致が話題になりがちだが、地場企業として地域の工務店として天神BCに入居することで、地域の人々とのエンゲージメントを高め、より地域に貢献していきたい」と話している。
同社は1989年9月創業、94年10月設立、資本金2千万円、売上高は109億1千万円(2021年7月期)、従業員数は350人。