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5カ年計画で売上高150億円体制目指す シノハラ建設システム 年間販売目標は約200棟へ


5カ年計画で売上高150億円体制目指す
シノハラ建設システム 年間販売目標は約200棟へ

 賃貸アパート建設販売・管理の株式会社シノハラ建設システム(福岡市博多区博多駅南一丁目、篠原英明社長)は、〇九年三月までの五カ年で、連結売上高百五十五億八千五百万円、同経常利益九億七千百万円を目指している。
 十二月に実施した会社説明会で発表したもので、同社の〇三年三月期連結決算は売上高五十七億千五百八万円、経常利益三億一千四百万円、今年三月期は売上高七十七億六千六百万円、経常利益三億を見込んでいる。今後同社では全国主要都市に拠点展開して売上増を図る方針で、一昨年の東京支店に続いて今年一月には名古屋市に二カ所目の支店を開設。〇五年三月期には連結売上で百億円を突破、五年後の〇九年三月期には、木造と鉄筋コンクリートの物件を合わせて約二百棟を販売して百五十億円突破、経常利益約十億円を目指している。

来春めどに札幌支店を開設

 また同社は、今年一月の名古屋支店に続いて、来年三月を目標に札幌市に支店を開設する。
 人口百万人以上の全国主要都市への拠点展開の一環で、札幌支店では初年度二十億円程度の売り上げを見込んでおり、開設後は、「状況を見ながら、大阪、仙台、広島などにも営業拠点を展開する」(篠原社長)としている。
 同社は一九九〇年設立、従業員数は六十一人、資本金は三億千七百六十七万円。子会社に株式会社シノハラコーポレーション、株式会社エスケーエナジー、株式会社日商ハーモニー、関連会社に株式会社マイメディアがある。

2004.1.20 発行 週刊経済より