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4~6期はIT関連の設備投資回復で増収増益  南陽    売上高は79億円で前期比64%増


 福岡市博多区博多駅南5丁目の機械商社、株式会社南陽(武内英一郎社長)の2011年3月期の第1四半期連結決算は、売上高が79億29百万円で前期比64%増となり、経常利益は1億74百万円で前年同期の25百万円の損失から黒字転換した。
 LEDなどの省エネ分野を中心とした設備投資の回復に伴い、特に産業機器事業が好調に推移。消耗部品、生産部品の需要増に加え電子部品、半導体製造装置の販売が好調で、売上高は約2倍増の39億42百万円。セグメント利益は約3倍の1億94百万円となった。建設機械事業では、売上高が同38・9%増の38億77百万円。利益面では22百万円を計上し、前年同期の5百万円の営業損失から回復した。砕石事業の売上高は同38・8%増の1億43百万円で、セグメント利益は同2・14倍の3千万円だった。
 中間決算の見込みは、売上高が25・5%増の125億円、経常利益が1億5千万円。通期売上高は18・7%増の260億円、経常利益は前期比約4倍の5億円を見込んでいる。