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4~6月の平均搭乗率は72・9%  エアプサン    当初目標を12・9ポイント上回る


 3月から福岡―釜山間に就航したエアプサン株式会社(韓国釜山市、金秀天社長)の4~6月(6月末時点)の平均搭乗率は72・9%で、当初目標の60%を12・9ポイント上回った。
 同社の路線は、就航記念価格99百円で航空券を販売した3月29日~4月21日までの平均搭乗率が84・6%と高水準でスタート。最低価格1万19百円に設定した5月以降は60~70%で推移した。乗客の約7割が韓国からの利用者で、日本からの乗客は3割程度。福岡支店の畠山慎太郎マネージャーは、「今後はカメリアラインとの共同商品の販売強化を進めるなど、認知度向上に努めたい。採算ラインの6割以上を維持するためには、高速船など他社との競争に打ち勝たなくてはいけない」と話している。
 同社はアシアナ航空(韓国)が46%を出資する子会社。3月29日に同区間に就航し1日1往復している。高速船、フェリー移動の際の所要時間が3~6時間であるのに対して、同社は約50分と短時間である点が特徴。