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４階建て本社ビルに建て替え 　福岡トヨペット　　　 ２月着工、１２月中旬完成

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　福岡市博多区東光１丁目の自動車販売・福岡トヨペット株式会社（中尾潤一社長）は、店舗併設の３階建て本社ビルを４階建てに建て替える。
　１９５７年に完成した本社屋が老朽化したため、来年の創業６０周年記念事業の一環として建て替えるもの。場所は国道３号沿いのタキイ種苗福岡支店向かい側。昨年１１月から旧本社の解体工事を進めており、２月６日に着工する。敷地面積は３３３５平方mで、延べ床面積は８８５０平方m。総面積は５０００平方mから約１・８倍になる。完成は１２月中旬。
　１階は旧本社と同様に福岡店の店舗で、３００平方mのショールームとサービス工場。ショールーム自体は約１００平方m縮小するが、国道に面した前面に常時６台展示できる約１４０平方mの屋根付き試乗車展示スペースを設置。商談コーナーなどの機能は従来通り確保した上で、展示機能の拡充を図る。２階は更衣室、休憩室、倉庫などで５５０平方m（一部は自走式のスロープ）。３階は１００台収容の駐車場。４階が事務所で、フロア面積は約２５００平方m。２階と３階に分かれていた営業本部と総務本部をワンフロア化し、関連会社の株式会社トヨタレンタリース博多の本部機能も移して連携強化を図る。また、従来の１・２倍となる３００平方mの大会議室を設置。２分割しかできなかった会議室が５分割まで可能となり、フレキシブルに対応できるようになる。
　同社は１９３２年１月設立で、５６年４月トヨタ自動車販売株式会社の特約販売店として創業。資本金は１５億円で、トヨタ自動車株式会社百％出資の子会社。２０１４年３月期の売上高は４７２億円で、従業員は１０２４人（１４年４月現在）。なお、完成までの期間は、仮事務所を同市博多区博多駅東１丁目の大成博多駅東ビル３階に置き、福岡店の仮店舗を博多区豊２丁目の「プジョー福岡」「シトロエン福岡」併設の「フォルクスワーゲン福岡エアポート」跡地に置く。