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4月28日にリニューアルオープン ミーナ天神


週刊経済2023年2月28日発行

「ノース天神」と一体化、約30店舗

大型商業施設・ミーナ天神(福岡市中央区天神4丁目)は4月28日、隣接する「ノース天神」と一体化する全面改装工事を経てリニューアルオープンする。
22年8月から改装のため休業中。同月に閉館した「ノース天神」との一体化によって、総売り場面積は約2万2110㎡となり、旧店舗の売り場面積合計(約1万9800㎡)から拡大する。建物は地上9階・地下2階建てで、売り場は地下1階から地上8階まで。地下2階は駐車場。施設のデザインコンセプトは「都会の日常使い空間」で、「天神エリアの感度を保ちつつ、誰もが心地よいと感じる空間づくり」を掲げ、物販、飲食、サービスの約30店舗で構成する。フロアの広さを生かし、ファーストリテイリングが展開するメンズ・ウィメンズファッションの「ユニクロ」や「ジーユー」が九州最大規模で出店するほか、同社のレディスファッション「PLST(プラステ)」、「Theory(セオリー)」などが出店する。九州初出店のテナントは、「クロサワ楽器店」(8階)、アイウェアのJINSが展開する新業態カフェ(1階)。生活雑貨店の「ロフト」は、天神ロフトビル(同区渡辺通4丁目)から移転し、4階に出店する。施設は築50年が経過しているが、SDGsの観点から建物を生かしアップデート。1階から3階部分の壁面はガラスに変更し、建設当時の雰囲気を残しながら明るさを加えた。仮囲いはオープンに先駆けて撤去する予定で、3月ごろ外観が公開される。
同施設は、㈱ファーストリテイリングが旧マツヤレディスビルを一括賃借し、2005年10月にオープンした。運営は同社が手掛け、施設所有者は福岡スタンダード石油㈱(久留米市日吉町、重野正博社長)、施設管理者は㈱オー・エイチ・アイ(福岡市中央区天神4丁目、井川英治社長)。