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4月1日付で新社長に林田取締役専務執行役員 西日本鉄道


週刊経済2021年2月2日発行

倉富社長は代表権のある会長に就任

西日本鉄道㈱(以下西鉄、福岡市博多区博多駅前3丁目)の新社長に林田浩一(はやしだ・こういち)取締役専務執行役員が4月1日付で昇格する。
これは新たな経営体制のもと、修正第15次中期経営計画を策定、実行し、コロナ禍からの再生復興に取り組む狙い。倉富純男社長は代表権のある会長(取締役会議長)に就任するほか、竹島和幸取締役会長(同)は同日付で取締役相談役に就き、6月下旬開催予定の定時株主総会で取締役を退任する予定。その他役員の異動(4月1日付および6月下旬予定)は決定次第公表する。
林田次期社長は主に経営企画業務やストア事業、ホテル事業に従事し、現在は経営企画部、ICT戦略部などを担当している。コロナ禍で経営環境が大きく変化するなか、業務執行の最高責任者である社長執行役員として、新しい視点でウィズコロナ、ポストコロナへの対応を進めるとともに、進行中の福ビル街区開発などの大型プロジェクトをけん引し、グループの持続的な成長や中長期的な企業価値向上の実現を目指す。
林田氏は長崎県出身。1965年9月5日生まれの55歳。九州大学法学部卒。88年4月西鉄入社、2011年7月ストア計画室長、14年6月㈱西鉄ストア代表取締役副社長、15年7月西鉄に復帰しホテル事業本部副本部長、16年6月執行役員同副本部長、17年6月同本部長、18年4月上席執行役員(経営企画部、IT推進部など担当)を経て、同年6月取締役に就任(現任)。昨年4月同専務執行役員(経営企画部、ICT戦略部など担当)に昇格していた。