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4月1日、事業買収で自社運営に 売れるネット広告社


開発運営一本化で効率化

通販業のネット広告コンサルティングを手掛ける㈱売れるネット広告社(福岡市早良区百道浜2丁目、加藤公一レオ社長)は4月1日、ソフトウエア開発の㈱Fusic(同市中央区、納富貞嘉社長)と共同開発した通販事業者向けのクラウドサービス事業を買収し一本化する。
サービスは2011年9月に運用開始した「売れるネット広告つくーる」。これまで研究開発運営をFusic、企画監修を売れるネット広告社で役割分担し共同運営してきたが、会員拡大に伴い、一本化することで機能開発やサポートの質を上げスピード化を図る。今年1月に同社内に開発部を立ち上げ、これまでのコンサルティング部と連携し、開発プロデューサー、カスタマーサポート、エンジニアを統括する。「売れるネットつくーる」は、通販会社のネット広告の費用対効果を最大化する機能を導入。パソコン、スマートフォンに対応したランディングページ制作、エントリーフォーム、サーバーの構築、フォローメール、LINE配信などネット広告に関する主要な機能をワンストップで提供するクラウドサービス。専門的な知識がなくても広告フローを簡単に低予算で実施することが可能になる。同社では「今後一層の改修・改良を続け、サービスの質向上、クライアントのさらなる売上拡大を支援していく」と話している。

2019年3月19日発行