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4月下旬にソラリアビルをリニューアル 西日本鉄道 総工費は約4億円
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西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神一丁目、長尾亜夫社長)は、二月からソラリプラザビルのリニューアル工事を開始。第一期の完成は四月下旬、第二期は八月に完成予定。総工費は約四億円。
第一期の改装は、一階と地下一階部分。二月上旬に着工し、四月下旬の完成を予定している。きらめき通りときらめき通り交差点に面した一階西側部分の一角に、ソラリアプラザビルの新しい顔となる、集客力の高い商業施設を配置する計画。また、きらめき通り交差点とソラリアプラザビルとを結ぶ導線をスムーズにするため、エントランス部分もリニューアルする。さらに、地下一階に約四百平方メートルのテナントスペースを新設し、生活雑貨をメーンとした新店舗の入居を予定している。地下一階の日本料理「花野」は一月末で閉店した。
また、七~八月の第二期改装では、一階イベントスペース「ゼファ」東側部分の店舗区画の拡張工事を予定している。
同社では「三月にはソラリアプラザビル西側に岩田屋新館の開業も控えており、当ビル一帯は従来にも増して人の流れが多くなることが見込まれる。今後も魅力あふれる商業空間づくりを通して、天神のさらなる発展に寄与していきたいと考えている」としている。
同ビルは、 福岡市中央区天神二丁目、延床面積は六万三千九百二十八平方メートル、テナント数は百二十四店舗(一月現在)で、来館者数は平日約三万人、土日祝日約六万人。全館売上高は約百七十億円 (〇二年度実績)。
ソラリア西鉄ホテルを改装
ソラリア西鉄ホテルも一部改装工事をする。期間は二月上旬~四月中 旬。岩田屋Zサイド側にホテル専用エントランス(従来はビル全体の共用エントランス)を設け、ホテル部と商業エリア部を明確に分けることで、ホテルロビーをより落ち着いた雰囲気にする。
また、同ホテル地下一階の日本料理「花野」の閉店に伴い、新たに和室の宴会場「彩花(さいか)」を同ホテル七階に新設し、二月一日から営業を開始する。掘りごたつ式のゆったりとした空間で、宴会をはじめ、結納などにも利用できる。
ソラリア西鉄ホテルは八九年五月開業、客室数は百七十三室、客室稼働率は八一・五%(〇二年度実績)。運営会社は株式会社西鉄シティホテル(株式会社西鉄ホテルシステムズ一〇〇%出資)。
2004.2.3 発行 週刊経済より