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4月は10・8%減の966億円  九州・沖縄のコンビニ販売額


37店舗純増

九州経済産業局が5月18日に発表した2020年4月の九州・沖縄コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(6207店舗)で前年同月比10・8%減の966億円となり、2カ月連続のマイナス、店舗数は37店舗の純増だった。
県別では福岡が前年同月比12・0%減の371億円(18店舗減の2308店舗)、佐賀が9・5%減の57億円(9店舗減の363店舗)、長崎が10・0%減の80億円(4店舗増の535店舗)、熊本が10・9%減の121億円(13店舗増の782店舗)。大分が10・5%減の75億円(7店舗増の515店舗)、宮崎が8・6%減の67億円(2店舗減の427店舗)、鹿児島が97億円(11店舗減の666店舗)、沖縄は販売額、店舗数ともに非公表。

全国は2カ月連続で販売額減

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比10・7%減の8914億円で2カ月連続のマイナスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」は調理パン、おにぎり、弁当などが不振であったことから12・8%減の3291億円となり2カ月連続の減少。「非食品」はタバコや日用品が不調で7・7%減の2801億円となり2カ月連続の減少。「加工食品」はソフトドリンク、アイスクリームなどが低調で8・5%減の2398億円となり2カ月連続の減少。「サービス」はチケット売り上げの不振により22・2%減の424億円となり3カ月連続の減少となった。

表はこちらから。

2020年6月23日発行