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4月から騒音・振動測定受託事業を開始 シー・アール・シー食品環境衛生研究所 検査領域を拡大
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食品衛生検査、各種環境検査事業の株式会社シー・アール・シー食品環境衛生研究所(福岡市東区松島3丁目、江川智広社長)は、4月1日から騒音および振動に関する測定受託事業を始めた。
近年の騒音・振動規制に関連した法令強化や基準明確化の重要性を背景に、同測定の問い合わせが増加してきたことから、今年3月に音圧レベルおよび振動加速度レベルの「環境計量証明事業」登録を福岡県に申請。認定を受けたもの。同社はこれまで水質・大気・土壌など「濃度」分野における環境計量証明登録をしていたが、今回の認定で「騒音」と「振動」の2分野を追加。検査領域を拡大することになる。
同事業では主に一般生活や建設作業場、工場、自動車や列車、航空機など発生源に対する騒音・振動を測定し、客観的な立場で測定値を証明するのが目的。同社では「自治体や食品工場、スーパー、ビルメンテナンス業者など従来からの市場だけでなく、今後は間口の広い営業展開も期待できる。今後もCRCグループの技術力を結集し、より精度の高い測定結果を出せるよう努力していきたい」と話している。
同社は1983年6月に設立。資本金は2000万円、従業員数は53人。13年5月期の売上高は5億6770万円。