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4月から通信販売部を設立し事通販業に参入   ダイショー   新商品投入で新ジャンル開拓目指す


 大手調合調味料メーカー株式会社ダイショー(福岡市東区松田一丁目、松本洋助社長)は四月一日付で「通信販売部」を新設、事通販業に参入した。
 販売チャネル拡大の一環として、個人層を中心とする幅広い顧客獲得を目指すもの。当面は通販市場でニーズの高い健康関連食品に特化し、新商品の「コラーゲンペプチド」(定価三千円)、「ローズヒップアセロラC」(同三千五百円)、「エゴマの恵み」(同三千円)の三商品で販売を展開する。今後は様子を見ながら徐々に販売商品数を増やしていく。
 なお部長には新留育郎執行役員特務担当が就任した。

 営業部門を中心とした組織変更を実施
 また同社はこのほかにも、同日付で営業部門強化を目的とした組織変更、および人事異動を実施している。
 まず、営業本部の東日本統括部と西日本統括部を廃止。統括本部制から当該地区の支店・営業所が担当する地区本部制へ移行するとともに、同本部内に営業推進部を新設し営業力を強化する。また二〇〇四年十一月設立の株式会社韓国ダイショーの販売力強化を目指した人員の拡充。さらに工場の機能強化を目的に、関東工場、福岡本社工場、福岡第二工場に資材課を、さらに福岡第二工場には生産技術課も新たに設置した。
 なお組織変更に伴う人事異動は以下の通り。
 ▼常務・営業本部長(常務・営業本部長兼西日本統括部長)谷畑聡▼取締役営業本部担当(取締役・営業本部東日本統括部長)竹下正広▼執行役員・特務担当兼通信販売部長(執行役員・特務担当)新留育郎▼韓国ダイショー代表理事(執行役員・海外営業部長)佐藤義裕
同社は一九六六年十二月設立、資本金は八億八百六十万円、〇四年三月期売上高は百二十七億八千八百万円、従業員数は五百八人。
 松本社長は五一年十一月九日生まれの五十三歳、福岡市博多区出身、 東福岡高校卒、趣味はゴルフ。

2005.4.5 発行 週刊経済より