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4年連続で1億人を突破し増加   13年県観光入込客数 外国人は過去最多の93万人


 2013年の福岡県観光入込客数は前年比0・5%増の1億723万人で、微増ながら4年連続で増加した。2009年には19年ぶりに減少したが、10年以降は1億人を突破している。
 県商工部観光・物産振興課がまとめた推計調査によると、このうち日帰り客は同0・05%減の9754万人で、宿泊客は同5・9%増の969万人だった。また、県内入込客は同1・1%減の7193万人で4年ぶりの減少。県外客は同3・8%増の3530万人で5年連続の増加。消費額は同2・3%増の4957億6900万円で4年連続の増加となった。一人当たりの消費額は4623円。
 また、海外からの入国外国人数は同12・1%増の93万6012人で2年連続の増加。前年に続き過去最高を更新した。特にアジアからの入国者は前年に続き好調で、なかでも香港(中国)が同91・8%増の4万1324人と高い伸びを見せた。ベトナムも同65・6%増の6132人、タイも同38・4%増の2万2427人と伸びている。最多は韓国の55万7584人で同14・8%増。2010年には10万人を超えた中国は6万7666人で同17%減で2年ぶりに減少した。また、欧米ではアメリカがトップで、同20・8%増の2万446人だったが、オランダが同2・57倍の2020人と高い伸びを見せているのが目立つ。
 県内の主要観光施設の利用者数は次の通り。
 ▼JR博多シティ4699万人(前年比0・9%増)▼キャナルシティ博多1460万人(同5・0%増)▼マリノアシティ福岡619万人(同3・4%減)▼ヤフードーム308万7000人(同2・4%減)▼門司港地区220万8000人(同5・3%増)