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4年ぶり御神輿行列、「放生会」を開催 筥崎宮
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週刊経済2023年8月22日発行号
9月12~18日の7日間
日本三大八幡の筥崎宮(福岡市東区箱崎1丁目、田村邦明宮司)は9月12日~18日の7日間、同所で開催する秋の大祭「放生会」を開催する。
同祭は生き物の供養、商売繁盛や家内安全を祈願し、期間中さまざまな神事や神賑わい行事があるほか、西暦の奇数年の2年に一度、神輿3体の行列が同地域内を練り歩く「御神幸」を実施する。来訪者数はおよそ100万人で5月の「博多どんたく」、7月の「博多祇園山笠」と並ぶ博多三大祭りの一つとされ、コロナ禍の2020年、21年は関係者の神事だったが、昨年は3年ぶりに500店の露店が並ぶなど例年に近いかたちにまで回復。さらに今年は2年に一度の「御神幸」の年にあたるため、地域内を練り歩くのは4年ぶりになる。昨年規模を縮小しておこなった境内の神賑わいや幕出し行事は例年に戻すほか、神事(初日祭、放生会大祭、納祭、献茶祭、献華祭、献菓祭、放生神事など)、奉祝行事(稚児行列・放生会スケッチ展、放生会鳩みくじ、廻廊内での池坊華道展、ぼんぼり献燈・放生会ちゃんぽん、おはじき展示)を実施する。同宮では「各地で祭りや行事が再開し賑わいが戻っている。今年は4年ぶりに地域を練り歩くので、地域とともに盛り上げ福岡三大祭りを継承していく」と話している。