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4億円かけ4階建て新店舗に建て替え  吉塚うなぎ屋本店    8月着工、来年4月オープン


 飲食業の株式会社吉塚うなぎ屋本店(福岡市博多区中州2丁目、徳安憲一社長)は、8月19日付で3階建ての現店舗を解体し、同地に4階建て新店舗を建設する。総工費は4億円で、オープンは来年4月下旬。
 敷地面積は428・3平方m、延床面積は1163・94平方m。1Fがエントランス、駐車場(5台収容)、2Fがテーブル席、カウンター席、調理場、3Fが宴会場1部屋、テーブル3部屋、掘りごたつ2部屋、純和風1部屋の計7部屋になる。4Fは倉庫と従業員の休憩所になる。収容人数は、2階が50人、3階が90人の計140人で、現店舗と比べて約2・5倍の広さになる。徳山社長は「創業して135年経つが、時代や客のニーズが変化している。店も大きく変わる必要があり、新店舗は高齢者に配慮したエレベータ、身障者専用の部屋も設置する。女性用トイレにも工夫を凝らし、分煙スペースも設けるなどして、様々な客層に対応でき、お客様にゆったりしてもらえる店作りを目指す」と話している。
 新店舗の売上目標は5億円。8月19日以降からリニューアル・オープンまでは、中洲川端商店街内に仮店舗を設けて営業する。電話番号、営業時間の変更はない。同社は売上高5億円。資本金1000万。従業員数は50人。徳山社長は1946年生まれの61歳。趣味は囲碁、ゴルフ、語学。