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4億円かけ響灘臨海工業団地に自動車部品工場  愛知県の東海モールド    来年6月稼働


 ストアー樹脂部品メーカーの東海モールド株式会社(愛知県春日井市牛山町、中山智彰社長)は、総投資額4億円をかけて、北九州市若松区響町1丁目の響灘臨海工業団地に、自動車部品の工場を建設する。着工は来年1月で、6月に操業を開始する。
 敷地面積は約2310平方mで、工場棟(2階建て、延べ床面積862平方m)と事務所棟(平屋建て、118平方m)の2棟を建設する。生産品目は自動車用のサンルーフ用部品、業務用掃除機カバー、ストアー樹脂部品などで、第1期生産目標額は1億3000万円。自動車部品は北九州工場のみで製造する。従業員は10人を予定しており、現在採用を進めている。同社にとって、本社工場以外の国内工場は初めて。同社では「北九州に工場をつくることで、九州内の自動車メーカーに対して迅速で安定的な供給が可能になる。また、アジアからの航路など物流インフラが充実していることも大きい。北九州と愛知でお互い刺激しあいながら、いい相乗効果が生まれることを期待している」と話している。同社は1991年4月設立、資本金は1000万円。従業員は26人(パート・アルバイト含む)、08年3月期売上高は約7億円(08年3月期)。