NEWS

4件すべてが戸建住宅開発 福岡市内開発申請状況


富士開発や辰巳開発など

ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1000㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(17年月9月分)をまとめ、法人による申請件数は前月比1件減の4件だった。

開発の内訳は、住宅のみ4件。開発面積が最大だったのは、神奈川県のデベロッパー、㈱富士開発(横浜市戸塚区、小尾一社長)が南区屋形原で開発する戸建住宅で、開発面積は3631㎡、戸数は16戸。首都圏に本社を置く企業ながら、福岡県や鹿児島県を中心に九州で多くの物件を供給しており、「Fガーデンハイツ」というブランドの建売住宅を展開している。次に開発面積が大きかったのは、辰巳開発㈱(北九州市八幡西区、今村重記社長)が東区土井に建設する戸建住宅で、開発面積は2430㎡、戸数は10戸。

今月も3000㎡以下の小規模な開発が中心となったが、その全てが戸建住宅の開発だった。分譲マンションの建設費高騰が長引く中で、割安感が鮮明になってきた「戸建需要」が市内開発を下支えしている。

表はこちらから。

2017年10月24日発行