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4・5%減収の2222億5400万円  ナフコ3月期    経費増で経常利益は37・4%減


 ホームセンターと家具のコンビネーションストアを中心に展開する株式会社ナフコ(北九州市小倉北区魚町2丁目、石田卓巳社長)の3月期決算は、売上高が前期比4・5%減の2222億5400万円、経常利益は37・1%減の72億7200万円で減収減益だった。
 新規出店は17店、閉鎖4店、休業1店と店舗数は増加したが、昨年4月の消費増税以降の消費意欲減退が長引き、加えて従来からの競合、天候不順などが影響して減収、減収に加えて電気料金値上げや円安などが影響して販管費が増加、利益を圧迫して営業利益は38・6%減の73億600万円、当期純利益も32・8%減の40億1900万円で大幅減益となった。部門別の売上高は、主力の「資材・DIY・園芸用品」が0・7%減の872億7800万円、「生活用品」は、5・1%減の633億3700万円、「家具・ホームファッション用品」は、8・8%減の514億8100万円、その他商品は6・7%減の201億5500万円と全部門で前期を下回った。
 今期は、年間20~30店舗の新規出店と利益率向上を図り、売上高は4・8%増の2330億円、営業利益は39・6%増の102億円、経常利益は35・6%増の104億円、当期純利益は46・8%増の59億円を見込む。同社の中村克彦取締役は「4~5月は既存店ベースでも前年を上回り、計画通りのペースで推移している。今期予想業績の達成に向け順調なスタート」と話している。